2012年04月17日

【活動報告】Analog Game Studies第5回読書会報告&イベントのお知らせ

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【活動報告】Analog Game Studies第5回読書会報告&イベントのお知らせ

 岡和田晃、高橋志行

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 3月某日、Analog Game Studiesの第5回読書会が開催されました。

 課題図書は、ロバート・エマーソンほか『方法としてのフィールド・ノート 現地取材から物語作成まで』(新曜社)および、井上明人『ゲーミフィケーション――〈ゲーム〉がビジネスを変える』(NHK出版)の2冊でした。
方法としてのフィールドノート―現地取材から物語作成まで [単行本] / ロバート エマーソン, リンダ ショウ, レイチェル フレッツ (著); Robert Emerson, Linda Shaw, Rachel Fretz (原著); 佐藤 郁哉, 山田 富秋, 好井 裕明 (翻訳); 新曜社 (刊)ゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変える [単行本(ソフトカバー)] / 井上 明人 (著); NHK出版 (刊)
 『方法としてのフィールド・ノート』は、AGSメンバーの「社会調査」に関する活動が増加している現状に鑑み(「アイヌ」研究、文化政策論、発達障害支援等)、現場の調査を構造化する「フィールドノーツ」の方法論を再検討するという観点から選択されました。

 『方法としてのフィールド・ノート』は大著でしたが、発表者によって要点が的確にまとめられたため、議論そのものはスムーズに進みました。

 まず、フィールドでの現象を「記録」することの意味合い、またフィールドワークを通じて、どのような作業を経ればそれが「研究」として成立するのかということが話し合われました。

 次いで、インタビュー調査・記録の方法論を用いた実例との相同性と差異が検討されました。例えば、次の3点の事例は、「記録された会話を読みものとして編集する」という点では似通っていますが、そのコンセプトは本質的に異なります。よろしければ、皆さまも考えてみてください。

1:雑誌媒体等で行なわれる企画インタビュー
2:会話型RPG(テーブルトークRPG、TRPG)のリプレイ、プレイレポート
3:社会学や文化人類学、ポストコロニアリズム研究の領域等で行われる「エスノグラフィー」作成


 また、これまで日本の学術的調査の方法論は、「文献主義」が最重要なものとして採られてきましたが、例えば伝統ゲームの記録・収集一つとっても、記録されている文献に誤りがあったり、コミュニティごとの独自の風習があったりと、的確な調査を行なうためには文献主義だけでは不十分で、フィールドワークを通じた聞取り調査が欠かせません。そこで今回は、聞取り調査の具体例として、福井県矢船町に伝わる伝統ゲーム『かっくり』について調査した事例が報告されました。


 2冊目『ゲーミフィケーション』については、まず、「ゲーミフィケーション」という言葉がバズワード(定義や意味が曖昧なまま流通してしまう言葉)と化している状況に対し、最新のゲーム研究の立場からゲーミフィケーションをめぐる状況を整理し、その上でゲーミフィケーション利用の今後の指針を示すという目的で書かれたことが確認されたうえで、いくつかの論点が提示されました。その論点を紹介しておきましょう。

 ・「定量化」の簡便化、「測るテクノロジー」の進化[P.40,144]
 ・「三河屋のサブちゃん」はいかに実現困難か[P.58]
 ・「シリアスゲーム」と「ゲーミフィケーション」の区別[P.65]
 ・「サービスタイム」[P.87]と、放置系ミニゲーム
 ・退屈なゲーム『風呂』[P.132-4]
 ・井上によるゲームの定義分類[P.155]
 ・MDAモデル(Mechanics, Dynamics, Aesthetics)[P.173]
 ・フィアネス・ゲージの事例を利用した「ゲーム脳」議論への批判[P.190-200]
 ・ゲームを「選択」可能な未来社会について[P.233-9]


 そのうえで、アナログゲームの「ゲーミフィケーション」とはいかなるかということが検討されました。

 現状、Analog Game Studiesでは広義の「ゲーミフィケーション」に分類される、さまざまな活動を行なっており、その中には商業媒体での翻訳業務や、企業・福祉団体へのアドバイスも含まれます。そうした問題に引き寄せて話し合いが行なわれました。

 また、ゲームと「政治」(プロパガンダ)、あるいは「ゲーミフィケーション」と「ダイレクト・マーケティング」の方法論の関連性等が、熱い議論を呼びました。


 読書会の途中では、Analog Game Studies顧問草場純氏が出演した「いしかわGOODニュース」(2012年1月24日放送分)の「世界に広がるごいた」(リンク先で放送内容の紹介を読むことができます)を鑑賞しました。

 次回のAnalog Game Studies読書会では、草場純『ゲーム探検隊』(グランペール)および、古井由吉『杳子・妻隠』(新潮文庫ほか)が課題図書となっております。
ゲーム探検隊-改訂新版- / グランペール古井由吉自撰作品 1 杳子・妻隠/行隠れ/聖 (古井由吉自撰作品【全8巻】) [単行本] / 古井 由吉 (著); 河出書房新社 (刊)



 また、Analog Game Studies協力イベントとしては、第9回『エクリプス・フェイズ』体験会が4月28日、および第4回『ウォーハンマーRPG』体験会が4月22日にそれぞれ予定されています。それぞれ、参加をご検討いただけましたら幸いです。
 以下、会場をご提供いただいている「Role&Roll Station」さまのウェブサイトからの引用となります(http://www.arclight.co.jp/r_r_s/03_event.html)。


■タイトル:新世紀のポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』体験イベント(第9回)
第9回『エクリプス・フェイズ』体験イベント

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「Role&Roll」掲載中のリプレイが大好評!
 まったく新しいRPGを体感せよ!
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 『エクリプス・フェイズ』。
 特異点(シンギュラリティ)を迎えたコンピュータの反乱で地球が崩壊した後、陰謀と恐怖に満ちた黄昏の太陽系で問われるのは……そう、あなたの生き様。
 冒険スペースオペラとサイバーパンクのスタイルを融合させた、まったく新しいRPG。
 「Role&Roll」Vol.88より、朱鷺田祐介氏による公式リプレイ「金星の人狼―Garou in the Venus―」が連載開始! アメリカで各種ゲーム賞にノミネートされた世界のRPGシーン最大級の話題作を、無料で体験しよう!

・プレイヤーは科学技術によって強化された未来人「トランスヒューマン」を演じます。肉体が破壊されても、なんとセーヴ・ポイントから復活できる!?
・「アルゴノーツの異星考古学者」、「ハイパー・コープの闇商人」、「火星のレインジャー」、さらには変形型ロボット、知性化されたタコや群体(スウォーム)など、個性豊かなサンプル・キャラクターをご用意しました。
・JGC2011やSF関係のイベント等で大好評、最新のSFシーンを反映した世界観。
・技能システムをベースにした、柔軟でわかりやすいルールシステム。
・デザイナーはシャドウラン』第4版のライン・ディヴェロッパーだったロブ・ボイル氏(Posthuman Studio)。日本語版監修は、世界観にこだわったゲーム・デザインで知られる朱鷺田祐介氏が担当。
・特定の条項を守れば、この世界観を利用し、小説・リプレイ・コミックなどを自由に創作することができます。
・ご希望の方には、クイックスタートルール日本語版(ルールパート、シナリオパート)を無償頒布させていただきます(申込時に明記ください)
 日本語化された各種サマリー等をご用意しております。英語が苦手な方もご安心ください。複雑なSF設定や世界設定も、じっくり丁寧に解説いたします。
 『エクリプス・フェイズ』をまだ遊んだことのない方も、過去にイベントに参加された方も、お誘い合わせのうえでお気軽にお越しください。よろしくお願いいたします。

■開催日:4月28日(土)
■時間:14:00〜19:00(予定)
■会場:Role&Roll Station プレイルーム
■ゲームマスター:朱鷺田祐介 岡和田晃または畠山望(『エクリプス・フェイズ』日本語版翻訳チーム) (予定)
■主催:『エクリプス・フェイズ』体験会実行委員会
■協力:「Role&Roll」編集部、スザク・ゲームズ、戦鎚傭兵団、『エクリプス・フェイズ』日本語版翻訳チーム、Analog Game Studies
■定員:10名
■参加費:無料
■締切り:4月26日(応募者多数の場合は抽選、あるいは締め切り前でも申込みを終了させていただくことがございます)
■予約受付用アドレス:eclipsephase.jp.convention@gmail.com
■参加予約方法:参加申し込みはeメールで承ります。件名を「0428EP体験会参加予約」として、「お名前(ハンドル不可)」・「電話番号(携帯)」・「メールアドレス」・「好きなSF作品」・「TRPG歴と(経験者の方は)よく遊ぶルールシステム」、体験会に期待すること、およびクイックスタートルールの無償頒布希望の有無(ルールパートか、シナリオパート)を明記のうえ、
eclipsephase.jp.convention@gmail.com
 にまで送信してください(特に電話番号は緊急連絡用に必要ですので、お間違えなきようお願い申し上げます)。
 折り返し「『エクリプス・フェイズ』体験会実行委員会」より、予約確認のメールを返信させていただきます。1週間程度経過しても返信のない場合、お手数ですが再度メールにてご連絡ください。

※応募者多数の場合は抽選、あるいは締切り前でも申込みを終了させていただくことがございます。あらかじめご了解ください。
※「好きなSF作品・TRPG歴・よく遊ぶルールシステム・体験会に期待すること」および、当日のゲーム終了後ご記入いただくアンケートシートの内容は、『エクリプス・フェイズ』日本語展開および体験会をより良いものとするために使用させていただきます。お名前を伏せてWeb等で公開される可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

■第4回『ウォーハンマーRPG』体験会
第4回『ウォーハンマーRPG』体験会

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 畏れよ、神々の力。
ダークファンタジーの真髄を体感せよ!
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 暗黒時代のヨーロッパに似たファンタジー世界、オールドワールド。君はその無法地帯に踏み込み、余人があえて立ち向かおうとせぬ、あるいは歯向かうこと能わざる脅威に直面する。
 君は十中八九、どこかの糜爛した地獄穴で犬死にするに違いない。ただしことによると、かすかな望みではあるが、不浄なる変異種、身の毛のよだつ業病、腹黒い陰謀、正気の爆散を招く宗教儀式を耐えて生き延び、運命の果実をつかむかもしれない……。
 90年代に文庫版がヒットし、2006年から第2版の翻訳が開始され充実したラインナップを誇る『ウォーハンマーRPG』の世界に挑むチャンスです! この大人のためのRPGを、ぜひ一度ご体験ください。
・100種類以上のキャリア(職業)から選ばれるキャラクター。
・すっきりとまとまった、技能システムベースのわかりやすいルール(d100下方ロール)。ダンジョン探索やシティ・アドベンチャーの醍醐味を満喫できる。
・使用するダイス(サイコロ)は10面体サイコロ2個のみ。
・グリッド・マップを活用した、白熱するタクティカル戦闘。
・中世ヨーロッパのリアルな雰囲気たっぷりの濃厚ダーク・ファンタジーな世界観。
・シナリオやリプレイが無料ダウンロード可能。関連小説・サプリメントも超充実。
  『ウォーハンマーRPG』をまだ遊んだことのない方、あるいは小説やミニチュアゲーム等で『ウォーハンマー』世界を知った方、大歓迎です。ベテラン・ゲームマスターが丁寧に解説、対応。初心者でも安心してお越しください。
 もちろん、過去に体験会に参加したことのある方、すでにオールド・ワールドに親しんでいる方々の参加も大歓迎です!
 なお、今回のセッションは参加者の皆さまによるアンケートでのご希望を反映し、キャリアを一つ経たのち転職した信仰系キャリアで、「シグマー神」の聖地を巡礼しに行くシナリオとなる予定です。キャリア次第では魔法も使えます。
 あらかじめ、ご了承のほどをよろしくお願い申し上げます。

■開催日:4月22日(日)
■時間:13:00〜18:00(予定)
■会場:Role&Roll Station プレイルーム
■ゲームマスター:田島淳(Analog Game Studies)または見田航介(『ウォーハンマーRPG』翻訳チーム)(予定)
■主催:『ウォーハンマーRPG』体験会実行委員会
■協力:戦鎚傭兵団、Analog Game Studies
■定員:6名
■参加費:無料
■締切り:4月20日(申し込みは先着順で承ります)
■予約受付用アドレス:warhammerrpg.jp.convention@gmail.com
■参加予約方法:参加申し込みはeメールで承ります。件名を「0422WH体験会参加予約」として、お名前(ハンドル不可)・電話番号(携帯)・メールアドレス・ウォーハンマー関連製品(小説、ミニチュアゲーム等)の受容経験、TRPG歴と(経験者の方は)よく遊ぶルールシステム、体験会に期待することを明記のうえ、
warhammerrpg.jp.convention@gmail.com
 にまで送信してください(特に電話番号は緊急連絡用に必要ですので、お間違えなきようお願い申し上げます)。
 折り返し、予約確認のメールを返信させていただきます。1週間程度経過しても返信のない場合、お手数ですが再度メールにてご連絡ください。
※「ウォーハンマー関連製品(小説、ミニチュアゲーム等)の受容経験・TRPG歴・よく遊ぶルールシステム・体験会に期待すること」および、当日のゲーム終了後ご記入いただくアンケートシートの内容は、体験会をより良いものとするために使用させていただきます。お名前を伏せてWeb等で公開される可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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2012年02月14日

【活動報告】Analog Game Studies第4回読書会報告&イベントのお知らせ


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【活動報告】Analog Game Studies第4回読書会報告&イベントのお知らせ

 岡和田晃

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 1月某日、Analog Game Studiesの第4回読書会が開催されました。
 課題図書は、片理誠『エンドレス・ガーデン』(ハヤカワSF-Jコレクション)、および赤松啓介『非常民の民俗文化』(ちくま学芸文庫)の2冊。

 『エンドレス・ガーデン』は課題図書としては初の小説ですが、いわゆる「ゲームSF」といってよい作品です。こうした作品をパズラー的あるいはルドロジー的に読み解くことのの可能性について、フーゴ・ハル作品との比較文学的検討、さらには作中に登場する量子コンピュータのようなギミックをいかにしたら効果的に表現できるかなど、豊富な話題が出されました。

 『非常民の民俗学』は、1980年代の民俗学的アプローチの再評価(大月隆寛と上野千鶴子)から、「性」や「差別」の問題に着目した赤松民俗学の姿勢、宮本常一の土佐源氏調査、「ムラ」と「個」の問題、フィールドワークやインタビューの方法論など、多彩な討議がなされました。

 今後もAnalog Game Studiesでは読書会やイベント運営などを通じて学習を重ね経験を積みながら「アナログゲームを通じた産学連携」に向けて邁進してまいります。
 『エクリプス・フェイズ』のほか、具体的な産学連携としていくつか進行している企画もございますので、告知段階になり次第、AGSの公式ブログでもお知らせをしてまいります。

 最近のニュースとしましては、以前AGSにテーマ連載「『秘身譚』とルナー帝国(第1回)」をご寄稿くださいましたK・Nさまが、女性のライフスタイルやファッションを扱った週刊誌「anan」(集英社)No.1794に出演し、取材を受ける形で会話型RPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を紹介しておられます。「anan」のような雑誌でアナログゲームが紹介されるのはとても珍しいことですので、ご本人の許可をいただきお知らせとさせていただきます。AGS読者の皆さまにもご覧いただき、アナログゲーム界の「外部」でアナログゲームを効果的に紹介する方法について、いまいちど、考えるよすがとしていただけましたら幸いです。

エンドレス・ガーデン ロジカル・ミステリー・ツアーへ君と (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) [単行本(ソフトカバー)] / 片理誠 (著); 早川書房 (刊)非常民の民俗文化―生活民俗と差別昔話 (ちくま学芸文庫) [文庫] / 赤松 啓介 (著); 筑摩書房 (刊)

 また、2月は、第7回『エクリプス・フェイズ』体験会および第2回『ウォーハンマーRPG』体験会が開催されますので、皆さま、ぜひお越しください。
http://www.arclight.co.jp/r_r_s/03_event.html


◆第7回『エクリプス・フェイズ』体験会

 エクリプス・フェイズ翻訳決定! 最新のSF-RPGをいち早く体感せよ! 

 『エクリプス・フェイズ』。

 特異点(シンギュラリティ)を迎えたコンピュータの反乱で地球が崩壊した後、陰謀と恐怖に満ちた黄昏の太陽系で問われるのは……そう、あなたの生き様。

 冒険スペースオペラとサイバーパンクのスタイルを融合させた、まったく新しいRPG。

 「Role&Roll」Vol.88より、朱鷺田祐介氏による公式リプレイ「金星の人狼―Garou in the Venus―」が連載開始! アメリカで各種ゲーム賞にノミネートされた世界のRPGシーン最大級の話題作を、無料で体験しよう!

・プレイヤーは科学技術によって強化された未来人「トランスヒューマン」を演じます。肉体が破壊されても、なんとセーヴ・ポイントから復活できる!?

・「アルゴノーツの異星考古学者」、「ハイパー・コープの闇商人」、「火星のレインジャー」、さらには変形型ロボット、知性化されたタコや群体(スウォーム)など、個性豊かなサンプル・キャラクターをご用意しました。

・JGC2011やSF関係のイベント等で大好評、最新のSFシーンを反映した世界観。

・技能システムをベースにした、柔軟でわかりやすいルールシステム。

・デザイナーはシャドウラン』第4版のライン・ディヴェロッパーだったロブ・ボイル氏(Posthuman Studio)。日本語版監修は、世界観にこだわったゲーム・デザインで知られる朱鷺田祐介氏が担当。

・特定の条項を守れば、この世界観を利用し、小説・リプレイ・コミックなどを自由に創作することができます。

・ご希望の方には、クイックスタートルール日本語版(ルールパート、シナリオパート)を無償頒布させていただきます(申込時に明記ください)

 日本語化された各種サマリー等をご用意しております。英語が苦手な方もご安心ください。複雑なSF設定や世界設定も、じっくり丁寧に解説いたします。

 『エクリプス・フェイズ』をまだ遊んだことのない方も、すでにイベントに参加された方も、お誘い合わせのうえでお越しください。よろしくお願いいたします。


■開催日:2月25日(土)
■時間:14:00〜19:00(予定)
■会場:Role&Roll Station プレイルーム
■ゲームマスター:朱鷺田祐介 岡和田晃または畠山望(『エクリプス・フェイズ』日本語版翻訳チーム) (予定)
■主催:『エクリプス・フェイズ』体験会実行委員会
■協力:「Role&Roll」編集部、スザク・ゲームズ、戦鎚傭兵団、『エクリプス・フェイズ』日本語版翻訳チーム、Analog Game Studies
■定員:10名
■参加費:無料
■締切り:2月24日(応募者多数の場合は抽選、あるいは締め切り前でも申込みを終了させていただくことがございます)
■予約受付用アドレス:eclipsephase.jp.convention@gmail.com
■参加予約方法:参加申し込みはeメールで承ります。件名を「0225EP体験会参加予約」として、「お名前(ハンドル不可)」・「電話番号(携帯)」・「メールアドレス」・「好きなSF作品」・「TRPG歴と(経験者の方は)よく遊ぶルールシステム」、体験会に期待すること、およびクイックスタートルールの無償頒布希望の有無(ルールパートか、シナリオパート)を明記のうえ、
eclipsephase.jp.convention@gmail.com
 にまで送信してください(特に電話番号は緊急連絡用に必要ですので、お間違えなきようお願い申し上げます)。
 折り返し「『エクリプス・フェイズ』体験会実行委員会」より、予約確認のメールを返信させていただきます。
※応募者多数の場合は抽選、あるいは締切り前でも申込みを終了させていただくことがございます。あらかじめご了解ください。
※「好きなSF作品・TRPG歴・よく遊ぶルールシステム・体験会に期待すること」および、当日のゲーム終了後ご記入いただくアンケートシートの内容は、『エクリプス・フェイズ』日本語展開および体験会をより良いものとするために使用させていただきます。お名前を伏せてWeb等で公開される可能性もありますので、あらかじめご了承ください。



◆第2回『ウォーハンマーRPG』体験会

 暗黒時代のヨーロッパに似たファンタジー世界、オールドワールド。君はその無法地帯に踏み込み、余人があえて立ち向かおうとせぬ、あるいは歯向かうこと能わざる脅威に直面する。

 君は十中八九、どこかの糜爛した地獄穴で犬死にするに違いない。ただしことによると、かすかな望みではあるが、不浄なる変異種、身の毛のよだつ業病、腹黒い陰謀、正気の爆散を招く宗教儀式を耐えて生き延び、運命の果実をつかむかもしれない……。

 90年代に文庫版がヒットし、2006年から第2版の翻訳が開始され充実したラインナップを誇る『ウォーハンマーRPG』の世界に挑むチャンスです! この大人のためのRPGを、ぜひ一度ご体験ください。


・100種類以上のキャリア(職業)から選ばれるキャラクター。

・すっきりとまとまった、技能システムベースのわかりやすいルール(d100下方ロール)。ダンジョン探索やシティ・アドベンチャーの醍醐味を満喫できる。

・使用するダイス(サイコロ)は10面体サイコロ2個のみ。

・グリッド・マップを活用した、白熱するタクティカル戦闘。

・中世ヨーロッパのリアルな雰囲気たっぷりの濃厚ダーク・ファンタジーな世界観。

・シナリオやリプレイが無料ダウンロード可能。関連小説・サプリメントも超充実。

 『ウォーハンマーRPG』をまだ遊んだことのない方、あるいは小説やミニチュアゲーム等で『ウォーハンマー』世界を知った方、大歓迎です。ベテラン・ゲームマスターが丁寧に解説、対応。初心者でも安心してお越しください。もちろん、すでにオールド・ワールドに親しんでいるお方の参加も大歓迎です!


■開催日:2月26日(日)
■時間:13:00〜18:00(予定)
■会場:Role&Roll Station プレイルーム
■ゲームマスター:見田航介(『ウォーハンマーRPG』翻訳チーム)または田島淳(Analog Game Studies)(予定)
■主催:『ウォーハンマーRPG』体験会実行委員会
■協力:戦鎚傭兵団、Analog Game Studies
■定員:6名
■参加費:無料
■締切り:2月24日(申し込みは先着順で承ります)
■予約受付用アドレス:warhammerrpg.jp.convention@gmail.com
■参加予約方法:参加申し込みはeメールで承ります。件名を「0226WH体験会参加予約」として、お名前(ハンドル不可)・電話番号(携帯)・メールアドレス・ウォーハンマー関連製品(小説、ミニチュアゲーム等)の受容経験、TRPG歴と(経験者の方は)よく遊ぶルールシステム、体験会に期待することを明記のうえ、
warhammerrpg.jp.convention@gmail.com
 にまで送信してください(特に電話番号は緊急連絡用に必要ですので、お間違えなきようお願い申し上げます)。
 折り返し、予約確認のメールを返信させていただきます。
※「ウォーハンマー関連製品(小説、ミニチュアゲーム等)の受容経験・TRPG歴・よく遊ぶルールシステム・体験会に期待すること」および、当日のゲーム終了後ご記入いただくアンケートシートの内容は、体験会をより良いものとするために使用させていただきます。お名前を伏せてWeb等で公開される可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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2011年12月31日

【活動報告】Analog Game Studies、2011年下半期イベント報告


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Analog Game Studies、2011年下半期イベント報告

 岡和田晃

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 Analog Game Studiesでは、公式ウェブログ上での情報発進のペースは落ちておりますが、各種イベントや企業の活動等に、積極的にご協力させていただいて参りました。

 その成果は、相応の時期に、少しずつ公開していきます。
 
 2011年下半期に行なったイベント協力のなかでも、アナログゲームショップ、Role&Roll Station(http://www.arclight.co.jp/r_r_s/)さまで開催されている『エクリプス・フェイズ』体験会(『エクリプス・フェイズ』体験会実行委員会主宰)の開催協力(第1回〜第5回、第6回も予定)には力を入れ、幸いなことに体験会そのものも好評をいただいて参りました。

 いま、Analog Game Studiesで『エクリプス・フェイズ』を担当している面々は、翻訳チームでの翻訳作業、ならびにイベント協力等のため、なかなか本ウェブログでのサポートができないでおります。
 ご期待なさってきた方には、深くお詫び申し上げます。

 2012年、イベントの開催・協力活動においても、Analog Game Studiesは力を入れて参ります。

 どうぞ、Analog Game Studiesの活動に、あたたかいご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
 
 それでは、皆さま、どうぞ良いお年をお過ごしください。


 (以下、イベントの詳細解説となります。)

 

■新世紀のポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』体験イベント (第6回)
第6回『エクリプス・フェイズ』体験イベント


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来場者の方に、『エクリプス・フェイズ』クイックスタート・ルール日本語版を無料でプレゼントします!
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 エクリプス・フェイズ翻訳決定! 最新のSF-RPGをいち早く体感せよ! 

 『エクリプス・フェイズ』。
 特異点(シンギュラリティ)を迎えたコンピュータの反乱で地球が崩壊した後、陰謀と恐怖に満ちた黄昏の太陽系で問われるのは……そう、あなたの生き様。
 冒険スペースオペラとサイバーパンクのスタイルを融合させた、まったく新しいRPG。
 現在、鋭意翻訳中。アメリカで各種ゲーム賞にノミネートされた話題作を、無料で体験しよう!

・プレイヤーは科学技術によって強化された未来人「トランスヒューマン」を演じます。肉体が  破壊されても、なんとセーヴ・ポイントから復活できる!?
・「アルゴノーツの異星考古学者」、「ハイパー・コープの闇商人」、「火星のレインジャー」、さらには変形型ロボット、知性化されたタコや群体(スウォーム)など、個性豊かなサンプル・キャラクターをご用意しました。
・JGC2011やSF関係のイベント等で大好評、最新のSFシーンを反映した世界観。
・技能システムをベースにした、柔軟でわかりやすいルールシステム。
・デザイナーはシャドウラン』第4版のライン・ディヴェロッパーだったロブ・ボイル氏(Posthuman Studio)。日本語版監修は、世界観にこだわったゲーム・デザインで知られる朱鷺田祐介氏が担当。
・特定の条項を守れば、この世界観を利用し、小説・リプレイ・コミックなどを自由に創作することができます。

 日本語化された各種サマリー等をご用意しております。英語が苦手な方もご安心ください。複雑なSF設定や世界設定も、じっくり丁寧に解説いたします。
 『エクリプス・フェイズ』をまだ遊んだことのない方も、すでにイベントに参加された方も、お誘い合わせのうえでお越しください。よろしくお願いいたします。


■開催日:1月28日(土)
■時間:14:00〜19:00(予定)
■会場:Role&Roll Station プレイルーム
■ゲームマスター:朱鷺田祐介 畠山望または岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』日本語版翻訳チーム) (予定)
■主催:『エクリプス・フェイズ』体験会実行委員会
■協力:「Role&Roll」編集部、スザク・ゲームズ、戦鎚傭兵団、『エクリプス・フェイズ』日本語版翻訳チーム、Analog Game Studies
■定員:10名
■参加費:無料
■締切り:1月26日(応募者多数の場合は抽選、あるいは締め切り前でも申込みを終了させていただくことがございます)
■予約受付用アドレス:eclipsephase.jp.convention@gmail.com
■参加予約方法:参加申し込みはeメールで承ります。件名を「0128EP体験会参加予約」として、お名前(ハンドル不可)・電話番号(携帯)・メールアドレス・好きなSF作品・TRPG歴と(経験者の方は)よく遊ぶルールシステム、体験会に期待することを明記のうえ、
eclipsephase.jp.convention@gmail.com
 にまで送信してください(特に電話番号は緊急連絡用に必要ですので、お間違えなきようお願い申し上げます)。
 折り返し、予約確認のメールを返信させていただきます。

※応募者多数の場合は抽選、あるいは締切り前でも申込みを終了させていただくことがございます。あらかじめご了解ください。

※「好きなSF作品・TRPG歴・よく遊ぶルールシステム・体験会に期待すること」および、当日のゲーム終了後ご記入いただくアンケートシートの内容は、『エクリプス・フェイズ』日本語展開および体験会をより良いものとするために使用させていただきます。お名前を伏せてWeb等で公開される可能性もありますので、あらかじめご了承ください。



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2011年12月05日

【活動報告】Analog Game Studies第3回読書会報告&AGS一周年のご挨拶

【活動報告】Analog Game Studies第3回読書会報告&AGS一周年のご挨拶

 岡和田晃

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 まず、2011年11月末をもちまして、Analog Game Studiesは1周年を迎えることができました。
 Analog Game Studiesの活動を通じてでしかなしえなかった、いくつもの出会いがありました。
 寄稿者の皆さま、そして読者の皆さまの応援に、深く感謝いたします。今後も、何卒よろしくお願い申し上げます。

 1周年を記念して、Analog Game Studiesでは、とあるクリエイターの方のご協力をいただき、大型の記事を掲載する予定です。どうぞ、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

 また、去る11月某日、Analog Game Studiesの第3回読書会が開催されました。
 課題図書は、多根清史『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、およびポール・ケネディ『大国の興亡――1500年から2000年までの経済変動と軍事闘争』(草思社)の2冊。

 『教養としてのゲーム史』については、この本の問題意識をどのようにアナログゲームに適用できるかが中心として討議されました。
 『大国の興亡』については、第二章「覇権に手を伸ばしたハススブルク家」を中心に、歴史学における「通時的・共時的全体像を見極め、普遍と特殊とを切り分ける」というアプローチ方法、そして近代における政治的ヘゲモニーを担ったひとつの代表としてハプスブルグ家をモデル化した際、どのような世界史的視座が得られるのかが話し合われました。

 それでは、いよいよ年の瀬も迫ってまいりましたが、Analog Game Studiesでは、2年目も研究・実践活動と情報発信を並行して行なってまいりますので、皆さまのあたたかいご協力・ご支援のほどを、よろしくお願い申し上げます。

教養としてのゲーム史|多根清史|筑摩書房|送料無料決定版 大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈下巻〉 [単行本] / ポール ケネディ (著); Paul Kennedy (原著); 鈴木 主税 (翻訳); 草思社 (刊)決定版 大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉 [単行本] / ポール ケネディ (著); Paul Kennedy (原著); 鈴木 主税 (翻訳); 草思社 (刊)
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2011年11月18日

【活動報告】Analog Game Studies 第2.5回読書会報告

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【活動報告】Analog Game Studies 第2.5回読書会報告

 岡和田晃

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 去る10月某日、Analog Game Studies有志による臨時読書会として、中山元編訳『メルロ=ポンティ・コレクション』(ちくま学芸文庫)の研究が行なわれました。今回はゲストとして、第47回文藝賞最終候補となった安藤魚晴さまにお越しいただき、議論にご参加いただきました。

 本読書会が開催されたきっかけは、看護教育におけるWeb記述の活用や、Webコンテンツの看護教育への導入を研究されている、元遊演体代表の小泉雅也さまよりご教示いただいた、パトリシア・ベナーの論文「看護実践の合理性と働きに果たす身体化、感情、生活世界の役割」(「現代思想」2010年5月号所収)からの派生議論に依拠しています。

 ベナーの論文では、看護実践の現場における「実践知」という提起がなされています。その際に援用されるのが、哲学者メルロ=ポンティの思想です。
 メルロ=ポンティは、社会的に形作られ、身体化された行為を捉える「働き(エージェンシー)」という視点を持っていました。メルロ=ポンティ以前にはデカルト−カントが「働き(エージェンシー)」についての議論を提示していました。ただしベナーの言うところでは、デカルト−カントの考え方は機会論的決定主義であり、メルロ=ポンティの視点とは異なるものとされました。

 メルロ=ポンティの「働き(エージェンシー)」という視点は「実践知」についてより深い考察を導くものとなっています。また、メルロ=ポンティの「働き(エージェンシー)」という視点は、身体そのものを論じる視点も開くものです。
 つまり「働き(エージェンシー)」の視点は身体論の一部であるとも言えるでしょう。

 ライブアクション・ロールプレイングゲーム(LARP)や代替現実ゲーム(Alternative Reality Game、ARG)、伝統ゲームの「東八拳」など、身体を用いるゲームは、アナログゲームの新たな可能性を示すものとして重要です。身体論に関する知見は、それらのゲームを考える際に威力を発揮するでしょう。

 ただし本読書会では、その文脈のみに囚われず、『メルロ=ポンティ・コレクション』で一章が割かれているセザンヌの絵画や、ドイツ観念論哲学(とりわけ、シェリングの「知的直観」)、あるいは藤枝静男のエッセイ「妻の遺骨」や、アラン・ロブ=グリエの映画『グラディーヴァ マラケシュの裸婦』についてなど、多様な話題について意見交換がなされました。

 Analog Game Studiesでは、本ウェブログや各種メディアを通じたアウトプットのほかにも、こうした研究活動をも継続していきたいと考えております。
現代思想2010年5月号 特集=現象学の最前線 間文化性という視座 [ムック] / パトリシア・ベナー, 田口 茂 (著); 谷 徹, 松葉 祥一, 熊野 純彦 (その他); 青土社 (刊)メルロ=ポンティ・コレクション (ちくま学芸文庫) [文庫] / モーリス メルロ=ポンティ (著); Maurice Merleau‐Ponty (原著); 中山 元 (翻訳); 筑摩書房 (刊)
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