2012年07月23日

【活動報告】Analog Game Studies第6回読書会報告&各種活動報告


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【活動報告】Analog Game Studies第6回読書会報告&各種活動報告

 岡和田晃

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 2012年5月某日、Analog Game Studiesの第6回読書会が開催されました。課題図書は、古井由吉『杳子』(河出書房新社ほか)、および草場純『ゲーム探検隊』(グランペール)の2冊でした。
古井由吉自撰作品 1 杳子・妻隠/行隠れ/聖 (古井由吉自撰作品【全8巻】) [単行本] / 古井 由吉 (著); 河出書房新社 (刊)ゲーム探検隊-改訂新版- / グランペール
 古井由吉『杳子』については、古井由吉を専門に研究したことのある会員によって、「私小説」の定義、「私小説」におけるナラティヴと表現、スペキュレイティヴ・フィクションとしての「私小説」、物語論とゲームの関係、そして「私小説」と会話型RPGにおけるナラティヴを通した近似という観点にまで、議論が広げられました。

 草場純『ゲーム探検隊』については、「ゲームの確定性定理と非確定性定理」、「読みと感覚」などの章を分析し、アナログゲーム批評に必要な各種の要件と批評の性質、すなわち通史や原理論としてのアナログゲーム批評の在り方について、改めて議論がし直されました。



・2012年6月26日のゲームコミュニティサミットにおけるAnalog Game StudiesのARG(Alternate Reality Game)の発表(http://analoggamestudies.seesaa.net/article/268860746.html)は、無事、成功を収めました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

・2012年6月21日に、Analog Game Studies顧問の草場純氏が、茨城県南学習センターの「アフターファイブサロン」(http://www.kennan.gakusyu.ibk.ed.jp/afterfivesalon.html)で、「虹の色は何色か」と題した講義を行ないました。
 「「虹は七色」とは今でもよく聞かれる言葉ですが、本当に虹は七色でしょうか。太古より人間を魅了しつづけた虹現象を通して、物理と心理の接点へ迫ります。」と題し、実験を交えて、多数の来場者の方に好評をいただきました。2012年8月5日のSF乱学講座にて再演される予定です(http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/5302/)。ゲームと直接の関係はありませんが、AGS読者の方にはお楽しみいただけること間違いなしの、遊び心溢れる講義です。
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・グランペールより会話型RPG『ラビットホール・ドロップス』が発売されました。Analog Game Studiesメンバーはコンセプトワークや展開に協力させていただいております。
ラビットホール・ドロップス / グランペール
ラビットホール・ドロップス / グランペール
 『ラビットホール・ドロップス』の公式サイト(http://www.blueforest.jp/~fushimi/RHD/)には、髭熊五郎氏のシナリオ「おなかすいた」、仲知喜氏のアート「牛になった騎士」、両名の合作である「世界踊り」を掲載いただいております。

・その他、Analog Game Studiesメンバーは個々の名義で商業誌にて執筆活動を行なっております。AGS顧問の草場純氏は「ボードゲームナビ」(2012−2)にボードゲーム『サンタ・クルーズ』のレビューを寄稿しております。代表・岡和田晃の仕事は個人サイト「Flying to Wake Island」をご覧ください。
ボードゲームナビ 世界中のゲームファンをナビゲート! 2012−02
ボードゲームナビ 世界中のゲームファンをナビゲート! 2012−02

・日本SF作家クラブの公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」http://prologuewave.com/)において、創作者集団NEO、および『エクリプス・フェイズ』翻訳チームのご協力をいただき、会話型RPG『エクリプス・フェイズ』のシェアード・ワールド企画にAnalog Game Studiesのメンバーが参加しています。岡和田晃によるコンセプト解説「シェアード・ワールドとしての『エクリプス・フェイズ』はこちら(http://prologuewave.com/ep_explanetion)。
 2012年6月5日〜7月20日の4回に分けて、2011年6月に限定発行されたファンジン『Eclipse Phase Introduction Book for 2011 Japanese』(Analog Game Studies & 戦鎚傭兵団発行)をフルカラーPDFにて再録いただいております。
 内訳は……。
「特異点への突入」(待兼音二郎)
「衛星タイタンのある朝」(蔵原大&齋藤路恵)
「DOG TALE 犬の話」(仲知喜&蔵原大)
「Feel like makin' love――about infomorph sex」(齋藤路恵)
「戦う『ショートショート』又はボーイ・ミーツ・ガール」(蔵原大)

 以上5作品です。

・『エクリプス・フェイズ』体験会、『ウォーハンマーRPG』体験会、ともに好評をいただいて参りましたが、2012年7月22日には「Role&Roll Station」横浜店のプレイスペースを貸し切って第12回『エクリプス・フェイズ』体験会が開催されました。
 2012年8月には「Role&Roll Station」秋葉原店において、第6回『ウォーハンマーRPG』体験会が開催されます。皆さま、ぜひご参加いただけましたら幸いです。
Role&Roll Vol.92 [大型本] / アークライト (編集); 新紀元社 (刊)

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